当日は茅ヶ崎市内の大きな工場の納涼祭でオープニングに披露し、後、香川の公民館祭りで同じく「バチ」をふるったのですが、私はとなりで2回も太鼓の響きを腹いっぱい聞けて幸せでした。
工場での際、300余名の人達はそのとどろく音とリズムの迫力におどろき、喜び、なりやまぬ拍手を送っていました。
太鼓は直径120cmの大きなものから、子太鼓まで25個余り、カネや篠笛も入り、お互いの目やバチさばきを見ながら、体全体でリズムを取りの演奏ですから、私は今迄どこで耳にした太鼓よりも体にふるえを感じました。
耳の不自由な人達がどうして、どうやって、こんなにも聞く人々に感動を与える太鼓がたたけるのか、不思議な思いでしたが、話を聞いて少しだけわかりました。
8年くらい前から始めたそうですが、今日に至る迄には、大変な苦労と努力があったようです。教頭の石田先生や篠笛の先生や計4名の先生方、又OBの人達で生徒さん達を中心に日々練習に汗を流しているのですが、一般の人達の何倍もの時間がかかりますが又喜びも大きそうでした。
9月に入りますとアメリカ公演に行き、各地で披露されて来るようです。何年もかけ旅費を貯め、努力の結果の晴舞台に感じました。
帰りの際、生徒の代表の方からお礼を言われ、思わず熱いものがちらっと来ました。お互いに思いやりを持って、本気で楽しそうに目と目を合わせ、バチでかなでる大きな響きが、今日もまだ心に残っています。聾学校の皆さんに感謝の一日でした。 |